イベントへの出展が決まった際は、その旨をお知らせすることが大切です。こちらでは、SNSで何を発信すれば良いかお悩みの方へ向けて、当日までの発信内容についてご紹介します。
忙しいときこそネタの宝庫
イベントの出展が決まったら、作品の在庫を増やすことに集中しがちです。そうして気づいたときには情報発信が1ヵ月も止まっていた…なんてことがある方もいらっしゃると思います。そうなってしまうのは大変もったいないです。情報発信する暇がないときほど、ネタがたくさんあったりするものです。
次にご紹介する5つのステップを参考に、当日までの準備と並行してSNSでの発信も進めていきましょう。
イベント出展前のSNS投稿「5ステップ」
1.出展決定の速報を出す
まずは、出展する旨の速報を出しましょう。その際、興味を持ってくださった方が「行けるかどうか」の判断をすぐにできるように、概要もあわせて正確に記載しましょう。
必要な情報
- 出展日(開始~終了時間)
- 開催場所
- 最寄り駅など交通機関の情報
2.販売予定の品揃えをお知らせする
どんな作品が店頭に並ぶのか、あなたの作品が気になっている方はとても興味を持つはずです。お客様のお買い物意欲を刺激し、イベントへ来場するか、あなたのブースを周るかのモチベーションの一つとなるでしょう。
紹介する作品は完成品だけでなく、「こんな作品を出展に向けてつくっています」と、準備の過程を公開するのもおすすめです。作り手ならではの投稿で注目度を上げていきましょう。
3.リクエストを受けつける
当日の品揃えに迷っていたり、気持ちの余裕がある方は、フォロワーにリクエストを聞いてみましょう。コミュニケーションができる投稿をすることで、ファンとの関係性もさらに深まります。在庫数の参考としても活用できそうです。
答えやすいように、minneのショップなど過去作品が一覧でわかるページもあわせて紹介したり、アンケート機能を活用して選択肢をあらかじめ設ける方法もあります。
4.出展ブース(場所)をお知らせする
ブース番号はお客様の道しるべになるものです。確定してからイベント当日まで、いつでも把握できるように工夫しましょう。アカウント名やプロフィール欄に直接記載される方も多く見受けられます。
5.繰り返し宣伝する
イベント情報の宣伝は、何度も繰り返してこそ効果を発揮します。フォロワーはいつもタイムラインを眺めているわけではありませんので、5回ツイートしても、1回届いているかどうか、という感覚です。
一度にたくさんの情報を詰め込み過ぎず、作品紹介であれば1ツイートに1作品にする、など分割して投稿回数を増やしていくことも一つの手段です。興味をもってもらい、会場に足を運んでいただけるよう、あの手この手で宣伝を行いましょう。
ツイート内容の一例
- 過去に出展したときに人気だった作品を紹介する
- 当日配布するショップカードを紹介する
- 作品紹介を複数のツイートに分けて投稿する
- 現地への行き方を紹介する
- 当日ならではのサービスがあれば紹介する(ラッピングや限定品など)
- 準備の様子や在庫数について紹介する
- 当日ブースに置く看板などを紹介する
なお、関連するツイートが何に関してなのか分かりやすくするためにも、ハッシュタグを有効活用していきましょう。イベントの公式アカウントとの連携がうまれたり、ハッシュタグ経由での集客が増えるかもしれません。minneのイベントでは、出展者のみなさまへ事前に公式ハッシュタグをお知らせすることがありますので、ぜひご活用ください。
情報は発信し続けよう
近年、リアルタイムな情報源は「検索サイト」ではなく、「X(旧Twitter)」や「Instagram」などのSNSに移行してきています。発信するほど未来の自分のファンの目に留めてもらえる可能性は高まる一方で、更新されないブログやSNSアカウントは存在価値が弱いということを気に留めておきましょう。
まとめ
- 忙しいときこそネタの宝庫
- 情報を一度に詰め込みすぎず、発信しつづけよう
- 当日までの発信が、お客様の来場モチベーションにつながる
ブログやSNSといったネットでの情報発信で大事なことは、「積み上げる」ことです。最初は反応がなかったりして「やっていて意味があるのかな」と思ってしまうこともあるかもしれませんが、即効性は望まず、とにかく継続してみてください。今日始めれば、5年後、10年後にはSNSでの経験がかけがえのない財産になるはずです。作品制作とあわせて、ぜひSNS等での情報発信もご活用ください。
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