SNSに投稿を続けていても、なかなか多くの人に見てもらえない、という悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。SNSを始めてすぐに、フォロワーが増えて投稿をたくさん見てもらうことはたしかに難しいかもしれません。ですが、SNSは幅広い方に投稿を目にしてもらえるように作られているため、工夫次第で見てもらえるチャンスは広がります。
その1つの方法が、ハッシュタグを活用することです。こちらでは、SNSで共通の話題でつながるときに欠かせない「ハッシュタグ」の活用方法をご紹介します。
ハッシュタグとは
ハッシュタグは、SNS上で使われる「#」から始まる文字列のことで、投稿の文章内に記載して使います。同じハッシュタグが使われた投稿をまとめて見ることができるため、文章に入れることで、自身の投稿が特定の話題や情報に興味がある方の目に留まりやすくなります。
ハッシュタグの活用方法
こちらでは主にX(旧Twitter)とInstagramでの活用についてご紹介していきます。XとInstagramでは、ハッシュタグの使われ方が異なりますので、それぞれの活用方法を説明します。
<X>
Xは、リアルタイム性が高いSNSのため、まさに「今起きていること」を共有するようなハッシュタグが使われる傾向があります。Xは記載できる文字数が140文字(2023年1月時点)と少ないため、つけるハッシュタグは「1〜3つ」ほどをおすすめします。
ポイント1. 季節・イベントを意識する
Xでは、「母の日」や「クリスマス」など多くの方が関心を持つようなイベントのハッシュタグにカジュアルに参加できます。参加することで、同じ情報で発信をしている方やその情報を探している方の目に留まりやすくなります。投稿に共感していただけた場合は、いいねやRTなどで拡散もしてもらえる可能性も広がりますので、定期的に季節やイベントのハッシュタグをつけて投稿してみましょう。
「季節」や「〇〇の日」などのハッシュタグを探すときは、次のようなイベントカレンダーや記事も役に立ちます。
ポイント2. 流行りのハッシュタグに乗っかる
Xでは、「#春を感じる画像か作品を貼ってみる」といった、ものづくりに限らずさまざまな方に注目いただけるようなハッシュタグがあります。フォロワー以外の方がハッシュタグを通して、いいねやリポストをしてくれるため、積極的に参加することで、拡散してもらえるチャンスが高まります。
流行りのハッシュタグは、更新頻度が高い作家等がどのようなハッシュタグを使っているのかをチェックしてみたり、「トレンド」のページから今どのようなハッシュタグが注目を浴びているのかを確認するのがおすすめです。
Xの詳しいハッシュタグの使用方法については、公式のヘルプページ もあわせてご参照ください。
<Instagram>
Instagramは、特定の情報を求めてハッシュタグを見る方が多い傾向にあります。そのため、「#上靴入れ」「#入園入学準備」など、minneの作品ページにハッシュタグをつける感覚で、作品の特徴やどのようなシーンで使われるかのタグをつけましょう。また、趣味やコミュニティを示すハッシュタグもよく使われています。数は「10個」ほどつけるのがベストと言われていますので、複数つけて投稿してみてください。
ハッシュタグの例
- 作品の特徴・カテゴリーに関するタグ:#上靴入れ #入園入学準備
- コミュニティを示すハッシュタグ: #ハンドメイド好きさんと繋がりたい
ポイント1. 作品の特徴・カテゴリーを意識する
GROVE社の「SNSの年代別、利用数・利用率や目的を徹底比較!」によると、Instagramの利用目的としては「興味・関心のある事柄についての投稿を見る」がもっとも多いという結果が出ており、主に情報収集で使われていることが伺えます。そのため、お客様が検索しそうなハッシュタグを入れてみましょう。
例:「タティングレースのピアス」について投稿する場合
まずは『タティングレースという技法を知らない方は、どのように作品と出会うのか』を連想してみます。「#レース編み」「#ハンドメイドピアス」などみんなが知っていてよく使う言葉をつけてみたり、利用シーンにあわせて「#ブライダルアクセサリー」を設定すると、タティングレースを知っている方だけではなく、より幅広い方に作品が届く可能性が高まります。もちろん「#タティングレース」のハッシュタグも忘れずにつけましょう。
ポイント2. コミュニティのハッシュタグをつけてみる
コミュニティハッシュタグは、同じ趣味や特定の話題などに関心がある方を結びつけるタグです。例えば、作家のみなさまでしたら、「#ハンドメイド好きさんと繋がりたい」「#革好きな人と繋がりたい」などをつけることで、作家同士の交流につながったり、お互いフォローしあってモチベーションを高めることもできるかもしれません。ハッシュタグについては、自分と同じカテゴリーで販売している方の投稿を参考にしてみるのも良いでしょう。
ポイント3. 「誰」に見てもらいたいのかを考える
ハッシュタグは、投稿につけることで特定の人に投稿を見てもらいやすくなります。ただ、その特定の人が作家なのか、お客様なのかを想定できると、投稿をもっと広めることができます。
お客様に投稿をみてもらいたい場合は、お客様がどのような場面で作品を欲しくなり、どのように検索するのかを想定することがポイントです。「作品の特徴・カテゴリー」を意識して、ハッシュタグをつけてみましょう。作家のみなさまともっと交流を増やしたいという方は、「コミュニティ」を示すハッシュタグをつけて投稿してみてください。
Instagramの詳しいハッシュタグの使用方法については、公式のヘルプページ もあわせてご覧ください。
ハッシュタグのつけ方
ハッシュタグは、文章の前後に「半角スペース」を入れることで機能します。
半角スペースが入っていなかったり、読点が入っていると、ハッシュタグとして機能しません。せっかく投稿したのにハッシュタグがついてない、ということを防ぐためにも、投稿前にハッシュタグになっているかを必ずチェックしてください。
- ⭕️ #財布 #ウォレット
- ❌ #財布#ウォレット ⇒ 半角スペースが入っていない
- ❌ #財布、ウォレット ⇒ 読点が入っている
- ❌ #財布 ウォレット ⇒ 全角スペースが入っている
minneのSNS企画に参加しよう
minneでは、定期的にハッシュタグを用いたシェア企画を開催しています。参加いただいた投稿を一部minne公式のSNSでシェアしておりますので、より多くの方に投稿を見てもらうきっかけになります。定期的に開催しておりますので、こちらにもぜひ参加してみてください。
企画例
ハッシュタグで拡散の可能性を広げよう
多くのSNS投稿の中からお客様に見てもらうためには、第三者に拡散していただくことで幅広い方の目に触れる機会をつくったり、検索したときに引っかかるように準備をすることが重要なポイントになります。ハッシュタグを活用して、投稿が多くの方に届く可能性を広げてみましょう。
minneのSNSをフォローしよう
公式アカウントでは、企画やキャンペーンの情報を随時お知らせしています。また、作家・ブランド向けの販売ノウハウをメインに発信している「minne LAB」、読みものメディア「minneとものづくりと」のアカウントもそれぞれチェックしてみてください。
「minne」公式アカウントはこちら▶︎X / Instagram
「minne LAB」公式アカウントはこちら▶X / Instagram
「minneとものづくりと」公式アカウントはこちら▶X
minneの会員登録がお済みでない方はこちら
作品登録・編集はこちら(minneの会員ページにログインします)