販売者登録後にまずは取り組んでほしい【ステップ4】基本のポイントを押さえた作品登録について紹介します。
作品の登録に進もう
作品の登録に進むにあたって、知っておいてほしい機能をご紹介します。作品登録ページ内にある「公開設定」を「公開にしない」に設定することでショップに作品が表示されません。
そのため、出品する作品が揃うまでや作品写真・説明文を完成させるまでは、非公開の状態で準備することもできますので、活用しながら作品の登録を進めてみてください。
Webから作品登録を行う
会員ページの 「作品登録」 から行えます。
アプリから作品登録を行う
ホーム画面の左上にある三本線からメニューを開く>「あなたの作品」>画面下部の「+作品を登録する」から行えます。
作品写真は最低でも5枚登録しよう
【ステップ1】でも紹介しましたが、作品写真は枚数が多いほど、注文につながる確率が上がることがわかっています。そのため、まずは写真は最低でも5枚、基本は11枚以上を登録しましょう。
トップに登録する写真は、検索画面やショップの作品一覧で表示される写真となるため、重要な写真となります。あなたが思うベストショットを選びましょう。
正面からの写真のほかに、さまざまな角度から撮った写真や質感・サイズ感・使用イメージが伝わる写真を登録すると、お客様へ作品の魅力がより伝わりやすくなります。
また、minneでは1作品あたり25枚の写真を登録できます。作品写真は多い方が魅力を伝えやすいので、慣れてきたらどんどん枚数を更新していきましょう。詳しくは、「選ばれやすい作品画像登録のコツ」をご参照ください。
作品説明文はポイントを押さえてしっかり書こう
作品の情報がしっかり書き込まれている作品は、注文に繋がりやすい傾向にあります。多いと感じるかもしれませんが、作品説明文は500文字を目指して書くことをおすすめしています。
「文章考えるの苦手だな...」と感じる方は、以下のポイントを意識することでぐっと書きやすくなると思います。
- 作品の概要を説明する
- 作品の魅力を引き立てるエピソードを盛り込む
- リアルな使用感を盛り込む
- 素材の特徴やお手入れ、取り扱い方法も丁寧に伝える
1.作品の概要を説明する
まずは、「この作品が何なのか」ということを説明しましょう。大きさや素材、デザインについて具体的に書くことで、お客様は作品についてより深く知ることができ、作品に対する興味がわきます。
- 【OK】6ミリのコットンパールを3つ使用した全長16cmと短めなブレスレットです。
- 【NG】パールのブレスレットです。
2.作品の魅力を引き立てるエピソードを盛り込む
制作のこだわりや工夫は、作品が丁寧につくられた印象を与えます。あなた自身にしかわからない情報なので、なるべく詳しく書きましょう。
- 【OK】はじめは自分用としてつくったものでしたが、素敵だと褒めてくれた友人たちにプレゼントしたことがきっかけで、このブレスレットをつくるようになりました。特にコットンパールの大きさと個数・チェーンのバランスにこだわり、華奢に見えるよう綺麗に仕上げました。
- 【NG】趣味で空いてる時間につくりました。
3.リアルな使用感を盛り込む
コーディネートや使い方の例を具体的に紹介することで、作品を使用する際の想像ができ、お客様をワクワクさせることができます。
- 【OK】全長16cmと短めなので、手首に留まりやすく、華奢で綺麗な手首を演出します。シンプルなデザインなので他のブレスレットとの重ね付けもおすすめです。パーティーや食事会、結婚式などの華やかなシーンでもお仕事でもさりげないアイテムとしてお使いいただけます。
- 【NG】お洒落して出かける際におすすめですが、普段使いもできます。
4.素材の特徴やお手入れ、取り扱い方法も丁寧に伝える
作品を長く使ってもらうためのお手入れ方法や取り扱い方法も詳しく紹介しましょう。実際に使用する際の不安が解消され、お客様が安心して購入できます。
- 【OK】コットンパールはコットン(綿)を圧縮してつくられている素材のため、パールの通し穴から水が染み込むと変形や劣化に繋がります。水濡れには十分にご注意ください。
- 【NG】とくになし
個性的な文章を書く必要はなく、お客様へ作品を正しく伝えることができているかが重要です。作品説明文の書き方については、動画でも解説していますのでご覧ください。
「これが基本!ハンドメイド作品の説明文の書き方、解説します」
「作品の特徴」をもれなく登録しよう
作品に使用している素材や形状などを「作品の特徴」として登録することで、お客様が作品検索時に絞り込み機能を活用して好みの素材や形状などの「作品の特徴」で検索することができるようになります。
これにより、具体的なイメージをもって作品を探している購買意欲が高いお客様により作品を見つけてもらいやすくなります。
現在「作品の特徴」をご登録いただけるカテゴリー
アクセサリー・ジュエリー/家具・生活雑貨/食べ物/バッグ・財布・小物/スマホケース・モバイルグッズ/ベビー・キッズ/文房具ステーショナリー/ファッション/食器・キッチン/手作りキット/アート・写真/ペットグッズ/おもちゃ/ぬいぐるみ・人形/フラワー・ガーデン/素材・道具/マスク/アロマ・キャンドル
ハッシュタグ機能との違い
ハッシュタグ機能とは、minne内で同じハッシュタグがついた作品をまとめて見ることができる機能です。
例えばイベントやシーン、モチーフなどは作品の特徴では設定できませんので、これらをハッシュタグに設定することで、利用シーンや好みのモチーフで作品を探されるお客様が作品を見つけやすくなります。
「作品の特徴」の登録と併せてハッシュタグ機能をぜひご活用ください。ハッシュタグ機能の詳細は「ハッシュタグの設定について」をご覧ください。
適正価格を計算して把握しよう
販売において、自分の作品の適正価格を知っておくことはとても大切です。まずは、作品1個あたりの適性価格を出す計算式について学んでみましょう。
原価 + minne手数料 + 利益 = 適性価格
原価は単に材料費だけではなく、材料を買うのにかかった交通費や人件費も含みます。人件費については迷われる方が多いので、その場合は、1個あたりの制作時間を計ってみましょう。
また、販売価格を決めたら、なぜこの価格設定なのかお客様が納得できる情報を作品紹介に盛り込みましょう。時間のかかる制作工程や素材の希少価値などを作品説明文で伝えると、より価格への納得感が増します。
- 【例】オリジナルのイラストを布にプリントし、ポーチに仕立てました。
- 【例】庭で育てた季節のお花をドライフラワーにし、アクセサリーに加工しています。
ちょうどいい販売価格をつけるヒントは、「「販売価格」の決め方〜ハンドメイド作品の原価って?~」や以下の動画で詳しく解説しています。
価格の設定はいつでも変更できるので、出品・販売を経験しながら都度見直していきましょう。
最初はやりやすいと思う配送方法を設定しよう
どの配送方法が良いのかわからない場合、最初のうちは、自分が一番やりやすいと思う配送方法で統一することをおすすめします。近所にある郵便局や配送業者などを調べてみましょう。
配送設定はマニュアルをご確認ください。
また、minneではヤマト運輸と提携して「らくらくミンネコパック」という配送サービスを提供しています。
全国一律の配送料金、追跡・補償付き、匿名配送など、作家・ブランドのみなさまに使いやすい配送方法となっています。詳しくは「らくらくミンネコパック紹介ページ」をご確認ください。
送料について
送料は必要に応じて料金を設定することができます。設定された送料は、購入者が作品購入時にお支払いします。
また、送料は「0円」に設定することも可能です。詳しくは「作品価格を送料込みで設定することはできますか?」をご確認ください。
追加送料について
お客様があなたの作品を複数点購入された場合、購入される作品の中で一番高く設定されている送料が基本送料として適用されますが、残りの作品は「追加送料」に設定されている金額が加算されます。そこから、最終的な送料の総合計が決まります。詳しくはマニュアルをご覧ください
追加送料の設定は迷われる方も多いと思いますので、まずは、送料込みの販売価格で考えて、送料と追加送料を0円に設定してみるのもひとつの手です。
まとめ
- 作品写真は多い方が魅力が伝わりやすい。作品写真は5枚以上登録しよう
- 情報量は多い方がいい。作品説明文は500文字を目安に書こう
- 自分の作品をよりたくさんのお客様に届けるために「作品の特徴」をもれなく登録しよう
- 販売価格を決めるために適性価格を計算しよう
- 最初は一律同じ配送方法でもOK。送料は込みで価格設定するのもひとつの手
ひとつ作品登録するだけでも考えることがたくさんあり大変ですが、今回紹介したポイントを参考に作品登録へ進んでみてください。