販売者登録後にまずは取り組んでほしい【ステップ1】作品の制作と写真撮影について紹介します。
まずは4作品以上を準備しよう
お客様が安心してお買い物できるショップをつくるためには、最低でも4点以上の作品がショップに並んでいることをおすすめしています。
ショップに並んでいる作品は多ければ多いほど、訪れたお客様が、あなたの作品に興味を持つ可能性が高まるので、できる方は10〜12作品を目安に出品してみましょう。
一度に複数作品を出品するのは難しいという場合は、少しずつ作品数を増やしていくでも大丈夫です。無理のないペースで進めていきましょう。
何を売ろうかまだ迷っているという方は、「販売する作品のジャンルを考えよう」を参考にしてみてください。
基本を押さえて写真を撮影しよう
ネット販売では、お客様は作品を手にとってみることができないので、情報を伝える手段として写真はとても重要です。まずは、基本である「自然光」と「ピント」を押さえて撮影してみましょう。
「自然光」で明るく撮影しよう
まずは明るい写真を撮ることを意識してください。日が高くなる前の午前中に、部屋の電気を消して自然光のみで撮影すると、作品の質感や色合いを美しく表現できます。また、適度に影ができ立体感が生まれやすい斜光での撮影がおすすめです。
自然光での撮影テクニックについては、「作品撮影の基本〜自然光で撮影しよう」で詳しく紹介しています。
「ピント」を合わせて撮影しよう
どんなに明るく撮影した写真でも、ピントが合っていないと作品の魅力は伝わりません。作品の輪郭が綺麗に映るようにピントは必ず合わせましょう。
iPhoneなどのスマートフォンカメラは、画面をタップした場所にピントが合います。撮影前に画面をタップして、作品にピントを合わせてからシャッターを押すように意識しましょう。
最初は「白背景」での撮影がおすすめ
白背景は作品の形状や色が正しく伝わる写真が撮りやすく、明るく撮影できたかどうかの判断がつきやすいので、撮影が苦手だと感じている方は、まず白背景で撮影することをおすすめします。
「100円ショップで揃う便利な撮影グッズ」では、白背景で撮影を行う際に便利な撮影グッズと使い方を紹介していますので、ぜひご覧ください。
登録する作品写真の枚数は多いほうがいい
実は、登録する作品画像は枚数が多いほど、注文につながる確率が上がることがわかっています。 こちらは、minneの作品に登録された画像の枚数と注文回数をグラフにしたものです。(2022年3月時点)
登録できる枚数は25枚までです。「選ばれやすい作品画像登録のコツ」では、掲載例を紹介しています。
各作品ごとに25枚の画像を準備するのは大変ですので、まずは各作品ごと最低5枚の画像を準備しましょう。
5枚とも同じような画像ではなく、実際に手にとってみることのできないお客様のことを考えて、それぞれの画像に役割を持たせましょう。
ひとつの作品に対して5枚の写真を登録する際の例
- どんな作品かを一目で伝える写真(作品単体の正面から撮影)
- いろいろな見え方を伝える写真 (様々な角度から撮影)
- 見えにくい部分の様子を伝える写真 (作品の内側や裏側を撮影)
- 細部の仕上がりや質感を伝える写真 (一部を拡大して撮影)
- サイズ感・使用感をイメージさせる (作品を使ったり、飾ったり、身に着けたりして撮影)
そのほかに、作品の写真とあわせてアイコン用とカバー画像用の写真を準備できると、ショップづくりがよりスムーズに進みます。
撮影ノウハウを動画で学ぶ
YouTubeチャンネル「minne LAB(ミンネラボ)」では、撮影ノウハウを紹介した動画をたくさん公開しています。さらに深堀した内容となっているため、あわせてご覧ください。
まとめ
- 出品する作品はできれば4作品以上を準備する
- 写真を撮影するときは「自然光」「ピント」を押さえる
- まずは「白背景」での撮影がおすすめ
- 各作品ごと5枚の写真を準備する
魅力ある写真を撮影できるようになるには練習あるのみですが、今回紹介したポイントを特に意識して撮影してみてください。