こちらでは、100円ショップやお家にあるもので揃えられる作品撮影に便利な「撮影グッズ」と、スマホで撮影する際のポイントをいくつかご紹介します。
100均で揃う「撮影グッズ」
撮影に便利なグッズは、だいたい100円ショップで揃います。それぞれ解説していきます。
①レフ板
天ぷらガードに片面にコピー用紙を貼ることで、レフ板として使用できます。銀色の面と両方使用できて便利です。段ボールにコピー用紙やアルミホイルなどを貼ってもつくれます。作り方は動画でもご紹介していますので、あわせてご参照ください。
②遠隔カメラシャッター
シャッターを押す際にカメラに触れないため、手ブレ防止になります。
③三脚ホルダー ④三脚スタンド
手ブレを防ぎ、ピントがしっかりと合った撮影が簡単にできます。
⑤背景
⑥A4サイズのファイルケースを土台にして、四つ切りサイズの画用紙と⑦糸を⑧マスキングテープで土台に固定して背景にしました。マステは、作品を良い位置で固定する際にも重宝します。ファイルケースでなくても、段ボールなどで同じような形をつくることができれば問題ありません。
撮影グッズのメリットとポイント
レフ板
小さなものを撮る際は、さきほどご紹介したレフ板が重宝しますが、洋服など大きな作品を撮影する場合は、ハンガーラックなどに白い布をかけて作品の横に立てて撮影すると良いでしょう。また、ホットカーペット用の断熱マット(銀色のもの)もサイズが大きくて便利です。100円ショップで販売しているものもあります。
三脚
作品とカメラの距離を一定に保ちやすいため、たくさんの写真を撮影した際に統一感が出せます。カメラの位置を決めたら、マステ等で三脚を置く位置に印をつけておくと、途中で撮影を中断しても同じ位置で続けることができます。
背景
斜めにたわませた画用紙をセットすることで、壁と床の境界線のない無機質な空間で撮影することができ、作品の写真がよりきれいに仕上がります。
動画で解説!撮影グッズの使い方
背景の土台の支えをブックスタンドにした例や、実際の撮影風景を動画にしていますので、こちらもあわせてご覧ください。
作品をスマホで撮る際のコツや注意点
撮影の時間
撮影は、午前中がオススメです。自然光が入る場所でレフ板を使って自然光を反射させ、空間を明るくします。
自然光は、基本的に直射日光は避けてください。直射日光が当たる場合は、白くて薄いカーテンを使用するか、布やトレーシングペーパーなどを窓に貼ったりして光の具合を調整しましょう。
窓の位置や作品の雰囲気によって、レフ板の有無は変わってきます。自分の作品に一番あう撮影環境を研究しましょう。
スマホの使い方
手帳型のスマートフォンケースや厚みのあるカバーを使用している場合は、カバーを外して撮影しましょう。レンズの周りに影ができ、写真が暗くなる原因になります。
良い角度が見つからない場合は、スマートフォンを逆さまにして撮影すると、レンズの位置が床面に近づき、より近い距離で撮影することができます。
画像の補正
撮影後の画像の補正は行っても問題ありませんが、実物の色合いとかけ離れないよう注意しましょう。できるだけ、自然光で実物に近い色で撮影できるのがベストです。
実際に撮影した写真の例
ご紹介した撮影グッズを使って、実際に撮影した写真がこちらです。(iPhone7で撮影)
加工アプリで色味や明るさなどを少し調整しています。
身近なものを使って作品の写真を撮ろう
今や、100円ショップでバラエティ溢れる道具を購入することができます。わざわざ専用の機材を揃えなくても、少しの工夫で背景にも撮影機材にもなりますので、ぜひ試してみてください。
素敵な写真が撮れたら、minneで作品を販売してみましょう。
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作品をより美しく撮影するために、簡単にチャレンジできるハウツーを下の記事でご紹介していますので、こちらもぜひご覧ください。
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