こちらでは、ワークショップ講師として活動されている方や、これからワークショップを開催してみたいと考えている方に向けて、「ワークショップ付きキット」の基本的な販売方法や、ワークショップを実施するまでの流れについてご説明します。
ワークショップ付きキットとは
作家・ブランドのみなさまが、購入者向けに実施するワークショップの参加チケット付きキットのことで、minne上で参加費と材料費を含めた「ワークショップ付きキット」を販売することで、ワークショップの申し込みや事前決済が可能となり、対面・オンライン問わず、開催当日にスムーズな運営をすることができます。
販売する際の各項目の設定・記載方法
「ワークショップ付きキット」を販売する際は、『材料とワークショップ(体験)がセットであること』や『ワークショップを実施するまでどのようなスケジュールなのか』などを伝えることが大切です。安心して購入いただけるように、通常の作品説明にプラスして記載すると良い情報をご紹介します。
1. 作品名
作品名は「ワークショップタイトル【月/日(曜日)時:分~開催分】」のように、「開催日時」も記載しましょう。開催日時が添えられていることで、一目でワークショップ付きキットであることがわかります。同じ内容のワークショップを複数回実施する際は、開催日時ごとに作品ページをつくり、開催日時ごとに参加者の管理を行う方法もおすすめです。
2. カテゴリー
カテゴリーは「手作りキット」を選択してください。
3. 作品説明
作品説明は、キットのみを販売する時と基本的には同じですが、加えて「ワークショップ開催日時」「実施場所」「所要時間」などを必ず記載してください。
下記にコピーしてご使用いただけるようテンプレートを用意しましたので、ご活用ください。
■開催日時
■レベル・対象年齢
■所要時間
■実施場所
■ワークショップの流れ
■キットの内容物
■ご自身で準備が必要なもの
■商用利用・デザインの複製可否
このほかに、通常の作品同様、作品のデザインや仕様に込めたこだわりや想い、制作時に楽しんでいただきたい部分などのアピールポイントを記載いただくのがおすすめです。
実施場所の記載について
・対面方式の場合
対面方式とは、会場を設けて参加者に対面でレクチャーするワークショップ方式です。
作品ページには、必ず開催場所を記載しましょう。参加者のみに場所を伝えるパターンにする際は、「東京都内・渋谷駅周辺」などのように、できる範囲で記載しましょう。
・オンラインワークショップの場合
オンラインワークショップとは、ZoomやGoogle MeetなどのWeb会議ツール・サービスを利用した、オンラインで実施するワークショップ方式です。
さまざまなツールやサービスがありますが、サービスによっては商用目的での利用が不可の場合があるため、あらかじめ該当サービス・ツールの利用規約をご確認の上、ご自身に合うものをお選びくだい。
4. 発送までの目安
ワークショップの開催日までに購入した方のお手元にキットをお届けする必要があるため、開催日から逆算して、余裕をもってお届けできるよう日にちを設定しましょう。
5. 購入オプション
自分の好きな組み合わせで制作できる点もワークショップの楽しみのひとつでもあります。そのため、パーツの種類が複数ある場合やカラーバリエーションがある場合は、購入オプションに設定しましょう。
購入されたら連絡をして発送しよう
ワークショップ付きキットが購入されたら、まずはメッセージでご連絡しましょう。購入のお礼とともに、開催情報や注意事項、今後の流れについてここであらためてお伝えすると安心です。ご連絡いただく内容は下記をご参照ください。
・開催日時
・レベル・対象年齢
・所要時間
・実施場所
※対面方式の場合は、会場の名前や具体的な住所などを記載してください。
※オンラインワークショップの場合は、使用するURLを記載してください。
・(あれば)購入者の方にご準備いただくもの
・お問い合わせ方法
※可能な方は、当日の緊急連絡先をお伝えしておくと、お互いに安心です。
その後、キットの準備ができたら、通常の作品同様に発送し「発送完了ボタン」を押してください。
ワークショップを開催する際のポイント
ワークショップを実施するための事前準備や環境を整えて、指定の日時にワークショップを開催しましょう。オンラインで開催する場合は、ご自身と参加者の通信環境のチェックを事前に行っておくと安心です。当日は、購入履歴を元に、参加者のお名前を確認しましょう。
ワークショップでハンドメイドの繋がりを広げよう
ワークショップは、作家・ブランドのみなさまと購入者のみなさまが直接交流しながらハンドメイドが楽しめるコンテンツです。ぜひこの機会に「ワークショップ付きキット」を通してたくさんの人とつながることを楽しんでください。
こちらもおすすめ
手作りキットについての他の記事もあわせてご参照ください。