こちらでは、「SNSを始めてみたい方」や「効果的な導線づくり」を学びたい方に向けて、X(旧Twitter)とInstagramのアカウント作成・プロフィール設定の方法や、作家・ブランドとして活動していく上での活用ポイントをご紹介します。これから始める方はもちろん、現在利用されている方も、こちらを基に今一度設定が正しいか、導線はしっかりつくれているかの確認をしてみましょう。
1. アカウント登録をする
まずはアカウント登録をしましょう。どちらも名前やメールアドレス、電話番号などで簡単に登録できます。詳しい登録方法は公式のヘルプページに案内がありますのでご覧ください。
2. プロフィールを記載する
アカウント登録ができたら、次はプロフィール作りです。minneで登録されている情報を活用すると素早く作れますので、参照しながら入力していきましょう。ここでは、実際のアプリの登録画面を使って各項目をご案内します。
ポイント: SNSの利用はアプリがおすすめ
どちらもPCで利用することができますが、アプリであればすぐにアクセスができることに加え、主要な機能が使いやすく提供されているので、アプリでの利用がおすすめです。アプリのインストール方法は、先にご紹介した各SNSの登録方法ページからヘルプページをご参照ください。
▼プロフィールの完成例
minne公式アカウントはこちら▶︎X / Instagram
ポイント:SNSのアイコンや名前はminneに設定しているものと揃えよう
プロフィールのウェブサイトやリンクの項目にminneのショップURLを設定すると、投稿に興味を持ったお客様がminneの販売ページに訪れてくれることがあります。その際、SNSとminneの内容に統一感がないと「違うお店に来てしまったかな」と不安にさせてしまう可能性がありますので、同じお店だということがわかるように、内容は揃えると良いでしょう。
Xのプロフィール設定
アイコンをタップし、プロフィールのメニューから、右上の【編集】ボタンを押すことで設定できます。プロフィールはいつでも変更できます。
入力が完了したら右上の【保存】ボタンをタップするのを忘れないようにしましょう。
Instagramのプロフィール設定
【プロフィールを編集】ボタンから設定できます。
入力が完了したら右上の【完了】ボタンをタップしてください。
ここまで完了したら、基本のアカウント作成は終了です。
3. SNSのプロフィール欄にminneのリンクをつける効果
SNSで作品や作家・ブランドの活動を投稿していくにあたり、SNSを介して作品をどこで購入できるのかをお客様にきちんと伝える必要があります。これを導線づくりといいます。SNSはたくさんの方に作品を見てもらえる場所であり、効果的な宣伝ツールでもあります。SNSを見て作品に興味をもった方は、プロフィールから「作品を購入できる場所はどこか」を探します。それぞれのSNSから作品ページに導線をつくることで、お客様の目に留まる確率や、購入していただける可能性をぐっと広げることができるのです。お客様を作品購入までつなげられる効果的な導線として、ショップURLを設定しましょう。
ポイント:ショップ名やユーザーIDではなく、必ずページのURLを載せよう
SNSのプロフィールに入れたい情報が多すぎて、肝心の販売ショップページについてはこのように書いていたりしませんか?
- ショップ名で検索してください
- ユーザーID(@●●●●)で検索できます
一見、お客様をご案内しているように見えますが、ショップ名やユーザーIDだけでは、導線づくりが出来ているとは言えません。これだと、お客様にとっては「自分で検索しないといけない」という立ち止まりポイントになってしまい、SNSをいったん離れてわざわざminneを開いて検索する…という、ちょっとした労力が発生してしまいます。さらには、「わざわざ検索してまで作品を見に行かなくてもいいか」と思われ、そのままスルーされてしまっている可能性も十分にありえます。
お客様に訪れて欲しい場所のURL(minneであれば https://minne.com/@●●●● )は、SNSのプロフィールに必ず設定しておきましょう。お客様に対しても親切で、かつ自身にとってもお客様をスムーズにご案内できる効果的な方法です。
ポイント:URLはリンクが有効になっているかチェックしよう
minneのショップURL(https://minne.com/@●●●● )をプロフィール欄に設定したら、自身のプロフィール欄からURLをタップしてみてください。問題なく該当ページに飛べたでしょうか。リンクは切れはしていませんでしたか?
「リンク切れ」とは、ページ内に設置しているURLのリンクが途切れてしまい、目的のページに飛べない状態のことを言います。つまり、案内された道が行き止まりになっている状態です。
想像してみてください。
「このURLを押せば作品が購入できる」と期待して動いてくださったお客様が、行き止まりにあたってしまった時にはたして元の場所に戻ってもう一度売り場を探してくれるでしょうか。誘導されて進んだのに、行き止まりにあたったら、ちょっと残念な気持ちになってしまいます。
このような機会損失をつくらないために、URLのリンク切れは定期的にチェックし、都度修正するようにしましょう。
プロフィール欄の「仕様」の落とし穴
プロフィールの文章を各SNSですべて統一し、コピー&ペーストで入れている方も多くいらっしゃいます。もちろん、同じ文章にすることはまったく問題ありません。気を付けてほしいのは、同じように見えるSNSのプロフィール欄でも、URLにリンクがつくものとつかないものがあるということです。
たとえば、Instagramでは、文中にURLを入れてもリンクがつきません。URLをタップしても、何も動作が起こらない=導線になっていないのです。
さらに、Instagramはスマートフォンで文字をコピーすることが出来ません。Instagramをスマートフォンで見ているお客様は、コピーが出来ないURLは自分で1文字ずつ打ち込み検索するしか方法がなく、大変な手間になってしまいます。
実際にどのように表示されるのか、minne LABのInstagramアカウントのプロフィールで見てみましょう。
画像を見ていただくとわかるとおり、青文字URLがひとつしかないということは、自己紹介にURLを入れてもリンクがつかず、「プロフィールを編集>ウェブサイト」欄に入れたURLしかリンクが有効ではないということになります。
ちなみに、Xのプロフィールに関しては、自己紹介のURLにもリンクがつきます。
このように、SNSによってプロフィール欄のリンク設定の仕様が異なりますので、ご自身が利用しているサービスの仕様をチェックし、整えてみてください。
便利なサービスを活用しよう~複数のURLをまとめて掲載する方法~
作品を販売している場所が複数あり、どれかひとつのURLに絞れない方もいらっしゃると思います。そんな方におすすめしたいのが、複数のURLを1ページにまとめて掲載できる無料サービスの利用です。「複数URL まとめる」などで検索すると、いろいろなサービスが出てきます。
minneなどの作品販売ページ以外にも、X、InstagramなどのSNSアカウントはもちろん、ホームページやブログのURLもひとつのページにまとめることができます。
URLをまとめたページは、URLをたくさん羅列することもなくスッキリ見せられるため、SNSプロフィールへの記載だけでなく、ショップカードやチラシにQRコードで埋め込むなど、さまざまな場面で活用できます。デザインや使い勝手など、お好みに合うサービスを選んで活用してみてください。
関連動画もご紹介しますので、ぜひご参照ください。
▼「リンク切れはブランドの命取り。作家歴が長いほど要注意」
4. minneのショップページにSNSを設定する
SNSのアカウントをつくったら、今度はminneのプロフィールにもSNSのアカウントを紐づけて双方で導線をつくりましょう。minneで作品や販売者のことを知ってくださった方や作品を購入してくださった方が、販売者の活動や最新情報を受け取るためにSNSもフォローしに来てくださり、ファンになってくれる可能性が広がります。
minneの会員ページ>設定>プロフィール の【編集】ボタンから設定できます。
アカウント名やユーザーネームは作成したご自身のSNSアカウントから確認できます。
ポイント:アカウントを設定したら一度開いて確認しよう
SNSを設定すると、下の画像のようにSNSのアイコンが表示されます。このアイコンを押しても、リンクが正しくなく、SNSに飛べない方が大変多くいらっしゃいます。せっかく設定しているのに、お客様とつながる機会を逃してしまっているかもしれませんので、SNSのURL設定と同じように、こちらも設定後は自身のプロフィールページからSNSのアイコンをタップして、正しくリンク先に飛ぶかも必ず確認しましょう。
SNSを活用して作品を広めよう
SNSの活用と作品ページの導線づくりは、活動を行っていく上でも大事な土台のひとつとなります。さまざまな作家・ブランドのアカウントを見てみることも勉強になりますので、今回作成したアカウントを使って、minneの投稿や作家・ブランドのみなさまの投稿を覗いてみるのも良いかもしれません。利用していく中で、SNSプロフィール欄のリンク設定は、定期的にチェックしていきましょう。
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