こちらでは、「投稿に慣れてきた方」に向けて、作家・ブランド活動に関する投稿内容、ご自身のSNSアカウントの広め方などの活用事例についてご紹介します。
制作の様子を投稿しよう
新作や再販のお知らせ、販売予告などの基本的な投稿に慣れてきたら、いろいろな角度から作品の良さを投稿してみましょう。
販売ページでは、基本的に完成品についてのみ伝えることが多いかと思いますが、SNSではもっと気軽に、制作を開始する瞬間や、制作中の様子など、完成するまでの道のりを投稿するのもおすすめです。
作品の”ちら見せ”は、「どんな作品ができあがるのだろう」という興味を引き、新作をより心待ちにしてくれるきっかけになったり、普段見られない「つくる過程」を知ることで、作品をより魅力的に感じ、購入意欲も上がります。
投稿例
一目惚れした紫の刺繍糸で紫陽花を刺繍中。何ができあがるかはお楽しみです!
実際に作品を使っている様子を投稿しよう
作品を実際に使用していたり飾ったりしているシーンを投稿することで、お客様自身が使う様子をイメージしやすくなり、より作品を身近に感じてもらえるかもしれません。作品を実際に使っている画像がある場合は、ぜひ投稿してみてください。
人気の作品や購入された作品を紹介しよう
ご自身の作品で人気のシリーズや、購入された作品の投稿もおすすめです。人気であることや、購入された実績があるということはお客様の信頼にも繋がり、購入するきっかけになるかもしれません。積極的に活用していきましょう。
投稿例
夏に人気の星空のピアス。こちらは青色ですが、同シリーズの紫色も人気です🌙
https: //minne.com/items/***
複数の作品を一緒に紹介しよう
作品ごとの投稿はもちろん、季節の新作やシリーズものの作品を集めた投稿もおすすめです。統一感のある作品が並ぶ様子は、より世界観が伝わりやすく、共感してくれた方がフォローしてくれたり、ファンになってくれる可能性が高まります。
<例>アクセサリーの場合
同じモチーフのピアスやネックレス、リングなどを並べて紹介する。
<例>食器の場合
茶碗・平皿・小鉢など用途の違う作品を並べて紹介する。
旬な話題で投稿しよう
SNSはリアルタイムな情報を発信することが多い場所です。旬な情報を取り入れた投稿を行うことで、同じ情報で発信をしている方やその情報を探している方の目に留まりやすくなります。
販売促進という面はもちろん、一緒の話題でさまざまな方とつながることができますので、そのにぎやかな雰囲気もぜひ楽しんでみてください。旬な話題を探すときには、次のようなイベントカレンダーも役に立ちます。
- Twitterモーメントカレンダー
- カラーミーショップ年間イベントカレンダー
- minne学習帖の販促カレンダー ※2021年版ですが、年によって内容の大差はありません
ポイント:ハッシュタグを忘れずに
SNSで共通の話題でつながるときに欠かせないのがハッシュタグです。旬な話題で投稿する際は、ぜひ活用してみてください。ハッシュタグについての詳細は下でご紹介します。
上級編:イベント出展の様子を伝えよう
販売イベントへの出展や個展開催などの時は、当日までのさまざまな情報を発信すると良いでしょう。イベントで販売する作品の紹介、会場やブースの場所やレイアウト、設営の様子とあわせて、お客様が迷わず辿り着けるような目印の情報といった投稿がおすすめです。SNSを通して、細かく情報を提供することで、イベント前からお客様もワクワクし、安心してイベントに参加してもらうことができます
minne学習帖で事例を詳細にご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
ハッシュタグを活用しよう
ハッシュタグは、SNS上で投稿ごとにつけることができるタグです。ハッシュタグによって特定のキーワードに関連する投稿のみをまとめて見ることができるので、特定の話題や情報を探したいときによく活用されます。とても細くしたラベルやカテゴリーのようなものだと思うと考えやすいかもしれません。
Twitterの場合は「#◯◯の日」のような『リアルタイム』なハッシュタグをつけることが多くあります。記載できる文字数が少ないので、1つのハッシュタグだけに絞って投稿することがおすすめです。
Instagramの場合は、探しものをしていたり、特定の情報を求めてハッシュタグを見る方が多いので、「#母の日ギフト」や「#夏アクセサリー」など『なにについての投稿・作品なのか』が明確にわかるハッシュタグがおすすめです。1投稿に記載できる文字数も多いので、複数のハッシュタグをつけることもできます。
ハッシュタグのつけ方については明確なルールはありませんが、TwitterやInstagramの特色を捉えつつ、活用してみてください。まずは、色んなハッシュタグの投稿をみてみると利用イメージが付きやすくなりますので、次の例を参照してみてください。
アカウントの広め方
ここまでいろいろな投稿方法をご紹介してきましたが、「そもそもフォロワーが少ないと投稿しても見てもらえないのでは」と思う方もいらっしゃるかもしれません。たしかにアカウントを作成してすぐは、フォロワーも少なく、投稿を見てもらえるチャンスも少ないです。だからこそ、日々の投稿が重要になってきます。
SNSは、自身のフォロワーだけではなく、いろいろな方へつながることができるツールです。
Twitterでは、共通のハッシュタグを使っている人に投稿を見てもらえたり、フォロワーに「リツイート」や「いいね」をしてもらうことで、さらにその方のフォロワーに投稿が広がっていきます。
Instagramでは、ハッシュタグで情報を探している人の目に留まるだけではなく、Instagram自体が投稿の内容を解析し、さまざまな方へおすすめとしてシェアしてくれます。
そのような広がる機会を得るために、まずは色んな投稿を試してみることが大切です。また、すでに活用しているコミュニティで周知することも、自身のアカウントを広める1つの手法です。
- minneの販売ページに記載する
- イベント出展の際に、ショップカードなどに記載して配布する
- ホームページに記載する
つながりが多くなるほど拡散されやすくなり、自身の情報をさらに広げられるようになります。
Twitterでは「固定ツイート」の利用もおすすめ
Twitterでは、好きなツイートを1つ一番上に固定することができます。いまイチオシの作品の投稿や、ご自身の自己紹介など、初めてあなたのTwitterに訪れた方に最初に見てほしい内容を留めておいても良いかもしれません。
SNSを利用するうえで注意したいこと
前述したとおり、SNSはいろいろな方とつながれるツールであるという特性上、次のようなトラブルが発生することがあります。
- 怪しいアカウントからのメッセージやコメントが届く
- 不用意な発言や失言から炎上することがある
トラブルに巻き込まれないためにも、SNSを使う際には次のような行動に気をつけましょう。
- 怪しいアカウントからのメッセージやコメントは無視する
- 自身の投稿が誰かを傷つけたり、不快にさせるような内容ではないかを確認する
作家・ブランドとしてSNSを使う場合は、販売イベントや個展などと同じく、お客様と直接コミュニケーションを取る場所と認識し、「お客様が見ている前で発言するのに適している内容か」を常に念頭に置いて利用しましょう。
SNSはインターネット上であっても、公共の場であるという意識を持ち、モラルを持って使ってみてください。
自分のペースで楽しく活用しよう
SNSは「必ずしも使わなければならないもの」ではありませんが、販売促進ツールやファンをつくる場所として大いに活躍してくれます。「使わなければ」と肩に力を入れすぎず、いろいろな方の投稿をみて楽しむところから始めても良いかもしれません。ご自身が楽しく活用できる使い方を見つけ、無理なく自分のペースで利用してみてください。
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